機能の追加とバグの取り扱い

残念ながら、完全なコードというものはありません。バグが見つかることも あれば、新しい機能が必要とされることもあります。バグを報告する場合、 できるだけ完全で、追加の詳細を含んでいることは大きな改善を生みます。 バグを直そうとしたり、足りない機能を提案しようとすることを躊躇する 必要はありません。

バグの報告

Pylons プロジェクトのパッケージに関するバグは、 GitHub 上の個別の課題 トラッカーに報告してください。最初に、バグ報告についてのいくつかの 一般的なガイドラインです。

1) GitHub アカウントを作る

バグを報告したり、報告したバグに関してやり取りするために、 GitHub アカウントを作成する 必要があるでしょう。

2) 報告しようとしたバグが本当にバグかどうか確認する

以下のような場合、バグを登録すべきではありません:

3) バグがすでに報告されていないかどうか確認する

GitHub 上の適切な課題トラッカーを検索してください (下記の 課題トラッカー を参照)。あなたのバグと似たようなバグが見つかった 場合、開発者がそのバグを修正する手助けをするために新しい情報を報告 できないかチェックしてください。

4) バグに関する情報を集める

バグを直せる可能性を最大化するために、そのバグを引き起こした条件を容易 に再現できる必要があります。通常この情報は Python のトレースバック メッセージから得ることができますが、いくつかのバグは設計上のものや スペリング、あるいはウェブサイト/ドキュメント/コード上の他の誤りである 場合もあります。

エラーが Python トレースバックから生じた場合 (Python トレースバックの例 を参照)、登録しようとするバグレポートに それを含めてください。さらに、あなたがどのプラットフォームで実行して いるか (Windows, OSX, Linux) 、そして (CPython ではない場合) どの Python インタープリタで実行しているか (例えば Jython, Google App Engine) を知らせる必要があるでしょう。

5) バグを登録する

デフォルトでは、 GitHub はあなたのバグに対して新しいコメントが付けられた ときにはそれを知らせるためにメールを送ります。この機能をオフにしている 場合は、バグを直そうとした開発者からの質問を見逃さないように、時々確認 するようにしてください。

課題トラッカー

バグは GitHub の課題トラッカー上に報告され追跡されます。 Pylons プロジェクトはそれぞれ固有の課題トラッカーを持っています:

コード上での作業

Pylons プロジェクトによって管理されているパッケージに対してバグを直したり 機能を加えるために、 GitHub 上のアカウントが必要です。すべての Pylons プロジェクトのパッケージは github 上の Pylons organization にあります。

新機能やバグ修正を貢献する一般的なやり方は、問題となっている パッケージを fork して、そこに変更を加えることです。 次に pull request を 送ってください。これによって、開発者がパッチをレビューして、それらを 受け入れるか、あるいは変更セットが受け入れられる前に対処すべきことについて コメントすることが可能になります。

機能やアイデアの提案

単なる修正や通常のバグレポートでないアイデアを提案する場合、それを行う 最良の場所は Pylons-Devel メーリングリスト です。他の適切な場所は FreeNode 上の #pylons IRC です。